不登校生として生きる

不登校生として生きる

『元不登校生』NPO法人二求の塾スタッフによるブログ ※一時渡米中

ブログを始めます。

はじめまして。

兵庫県神戸市東灘区御影にある、NPO法人二求の塾のスタッフの小川です。

 

 自分自身も不登校を経験し、現在自分の後輩にあたる塾生と接している中での体験や学び、気づきをこれから書き綴っていきたいと思います。まずは自己紹介をします。

 

 群馬県出身。1992年3月生まれ。中学2年生の夏休み明けに不登校をする。中高一貫校だったため、そのまま高校に進学したが、2ヶ月通った後全く学校に行ける気配が無くなり、約2年間家に引きこもる。

 

 中学受験後、入学して少しまでは父親と同じ医者の道をただ盲目に歩もうとすることに疑問を持たずにいた。しかし、小学校までとは全く違う環境の中で、軽薄な人間関係や自分の将来のために盲目に大学を目指すことに嫌気が差し、何のために勉強し、何のために人生を歩むのか分からなくなり、相談できる相手もなく不登校するに至った。

 

 中学2年生で不登校した当初は、不登校は自分の弱さ、病気と決め込み、人と目も合わせることも出来ず、立つだけでフラフラするほどに精神的にも身体的にも衰弱して、生きることに疲れ、絶望していた状態でした。対人恐怖や家で暴れたこともあったため、親に精神病院へ連れて行かれ、食事もろくに食べられず、身長は170センチでしたが体重は40キロくらいしかありませんでした。

 

 2年程の引きこもりを経て、初めは、「どうせ大人・人間は綺麗ごと言って、金儲けの事しか考えていない。」等と思って動けずにいましたが、様々な人との出会いや経験を通して人を信じることを学び、時間をかけて元気になっていきました。そして、不登校当時では出来るとは考えられなかった、野球やテニス等スポーツにも取り組み、心身共に元気になり、勉強も全くと言っていい程出来なかった自分がアメリカ留学をするまでになりました。

 

 現在は、かつての自分と同じ経験をしている不登校生の力になりたい、本当の人生を見つけ出してほしいと思い、二求の塾で働いております。自分の後輩となる塾生の、苦悩しながら生まれ変わってゆく美しい姿を見てその蘇りの力になれること、塾生と共に人間として一緒に成長し学び続けられることに幸せを感じる日々です。

 

 元々は、不登校することは絶望への入り口だと思っていました。しかし、今は苦悩したことによって本物の自分の人生を歩み始めることが出来たと、不登校をして良かったと思っています。

 

 不定期な更新、拙い文章のブログになると思いますが、どうかこれからよろしくお願いいたします。

 

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