不登校生として生きる

不登校生として生きる

『元不登校生』NPO法人二求の塾スタッフによるブログ ※一時渡米中

本来の姿

こんばんは。

今日は雨も上がって、御影の午後はいい天気でした。

夕方には、たまたま数名の塾生にも出会いました。

みんな日曜日も集まって笑顔で活動的です。

1週間ぶりに神戸に戻ってきた塾生を誘っての夕食会でしょうか。

今日出会った塾生達も、一人ひとり数年又は数ヶ月前にはこんな笑顔でまず外に出られることなんて考えられなかったメンバーばかりです。

関わってきた者として、こんな姿を見ると本当にうれしいです。

 

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 今日は少しだけ、自分自身の過去を振り返ってみたいと思います。

 もう11年程前になりますが、自分自身が引き込もっている当初は、学校に行ってないことを道行く人々が皆知っているのではないかと、心で笑っているのではないかと疑心暗鬼になって全く家から出られなくなりました。

 自分の容姿も異常に意識し、身動きの取れない状態が2年も続きました。

 今振り返ってみると、自信喪失する前は受験勉強をし優等生の自分、親と同じように医者を目指している自分にアイデンティティをずっと持っていたのだと思います。

 しかし、それはすべて親に認めてもらい笑顔になってもらいたいがためであって、偽った自分の姿でした。

 盲目に受験に費やしてきた小学校時代を終え、中学校に入り自分の人生について少しづつ考え始めた時期に、その偽ってきた自分の姿に気がつき、すべてにやる気を見いだせなくなっていきました。

 その後は、不良の仲間入りをして自分がしたいように適当に過ごす日々を送りました。

 しかしそれも全く気力がなくなっていき、最後には不登校するようになりました。

 自分は一体何を欲していて、自分は一体何者なのか全く分からなくなりました。 

 不登校を通して、ある意味今まで偽ってペタペタと自分に貼り付けてきたプライドやアイデンティティを結果的にすべて削ぎ落とすことになりました。

 その後元気になった経緯を今此処に記すと、とんでもなく長くなってしまうので今日は省きますが、不登校を通して真に自分が欲していること、したいことすべきことを見ることが出来るようになりました。

 

 今日出会った塾生達も、皆同じような経験をしてきています。そこから蘇り、今日は久しぶりに戻ってきた塾生を気遣ったりと、こうした優しい一面を持っています。このように、他人のために動いている時の塾生の顔が一番輝いているように見えます。

 

明日から新学期に入ります。

今年度のテーマは『Real Step ! ! − 確かな一歩を −』です。

自分はここが変わった、これをやり通した、そんな確かな実感のある一日一日を皆で過ごしていきたいとおもいます。

 

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